2015.5.9
バイクに乗ることについて。
先日ゴールデンウィークにiBの技師たちと7人で伊豆半島へ一泊ツーリングに行って来ました。民宿が5軒ほどもあるだけの鄙びた小さな浜を目的地に。
SR400-ICBM® for VMX
前回お話ししたように圧倒的な自由を味わわせてくれるバイクですが、マス・ツーリングとなると、これはまったく別の意識で参加することになります。やっぱり一緒に走るみんなのことをよく考えてあげながら、愉しめるツーリングしないといけませんから。でも、特に仕事も趣味も一緒にしている大事な仲間とのツーリングとなると、これはほんとうに他ではできない貴重な体験になります。
自由なバイクであえて仲間と過ごす。
そのことで普段の日常ではとても気づかない各人の新しい一面に触れることができます。意外なリーダーシップを見せてくれる人、どんな困難にあっても微笑みを絶やさず仲間を支えてくれる人、鋭い意見で思いも寄らない発見をさせてくれる人。長い道のりを共にペースを気遣いながら走ってこそ初めて見える一面です。クルマや列車の旅ではこうはならないと思うんです。わかりますよね、バイクに乗る人なら。やはりバイクというのは様々な危険や不都合と隣り合わせなんだと思います。それはよくないことのように一見思えますけれども、でも人生というのはそんなに好都合で楽なばかりの旅ではないですよね。だからこそ、苦楽を共にする仲間とはただ安楽で豪勢な旅をするだけでは通じ合えないものがあるのではないかと思うんです。
今回の旅でも、
僕はこの若い仲間たちと一緒に、なにか素晴らしい仕事を成し遂げてみたいな、とあらためて思いました。「彼らとならきっとできる。」 そう思います。(^o^)
Sotaro Inoue -Editor
Web SHERPAではそんなバイクと生きる方法・愉しさをお伝えしたいと思います 。
やはりバイクは人生をともに生きる大事な相棒だと思います。趣味で所有するいろいろなモノたちがあります。時計や楽器や洋服やカメラや万年筆やデジタルなグッズ。でもバイクはそのどれとも違って、人生に特別な意味を与えてくれるような気がしてならないんです。
これからも毎回そんなお話をしていけたらいいな、と思っています。
Monthly "Web SHERPA"をどうぞよろしくお願い致します。