VIDEO "Taste of Tsukuba Satsuki Stage 2017"
筑波サーキットで最大の集客を誇る偉大なる草レース=テイストオブツクバ。(TOT)
iBは2004年から参加を続けており、いくつもの伝説や名勝負に立ち会ってきました。
なぜ、アマチュアライダーの祭典であるTOTがこれほどの注目を集めるのか。その理由はいくつもあるでしょうが、その最大の理由は参加する人々の”情熱”それに尽きると思います。
かつてGEN's Factoryのゲンさんが、悲願の優勝を目指してライバルと死闘を繰り広げるのを見た時、僕は感動を禁じることができませんでした。
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画像は2009年、今は亡きゲンさん#25とライバルすすす氏#26の死闘のシーンです。
激しいトップ争いを繰り広げるGENさんとすすす。
一度は抜かれたGENさんですが、いままでとったことのないラインを使って
最終コーナーを抜け1コーナーへの進入ですすすを抜き返します。
何度もトップを奪い合うふたり!!
GENさんは1分5秒3という自己ベストを更新して逃げていきます。
このタイムはなんとこれまでのコースレコードさえも上回っています。
ところがすすすはさらにそれを上回る5秒フラットでGENさんに追いすがります!!
数ラップ後、1コーナーの立ち上がりで先行したすすすがバランスを崩します。
それを見てしまったGENさんは思わず減速。
もし、この時かまわず抜きさっていたら、、、、。
しかし、すすすも限界の走りをしているんです。
僕はピットの上のスタンドからさぶらびさんと一緒にレースを見ていました。
ふたりの激しいレースに正直
「すすすも今回ばかりはそこまでがんばらなくてもいいじゃないか」
とちらとも思わなかったと言えば嘘になります。
でも、ついさきほど自身優勝をしてみせたばかりのさぶらびさんは
「あのふたりは素晴らしい、、、。」とぽつりと言いました。
コンペティターであるさぶらびさんは全力で戦うふたりを賞賛したんです。
僕は少し恥ずかしくなりました。
確かに凄い。ふたりともほんとうに凄い。
二人とも今を全力で生きています。
エンジンの中ではガソリンが燃焼して爆発し、
その力でバイクは走って行くのだと
誰もが信じています。
空気を切り裂くような排気音がそのことを高らかに告げています。
でも、サーキットを凄い速さで、コースレコードを破るほど速く走るとき、
ガソリンの燃焼だけではそこまで速く走る事はできないのではないでしょうか。
ふたりの激しい走りを見ながら僕にはそのとき、わかったんです。
エンジンの中ではいのちが、、、ライダーの生命が燃焼しているのだ!
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アマチュアであるがためにかえって組織の論理や周囲の思惑に左右されることなく、純粋な情熱にのみ導かれて走り、
ときには命がけで戦うことさえあるんです。実際にゲンさんは人生を賭けてサーキットを走っていたと思います。
このとき、ただ観戦しているだけの僕の目には涙が滲み、鳥肌がとまりませんでした。
このようなアツさが、どんなレースよりもTOTが観客を魅了する理由なのではないでしょうか。
iBは2004年から参加を続けており、いくつもの伝説や名勝負に立ち会ってきました。
なぜ、アマチュアライダーの祭典であるTOTがこれほどの注目を集めるのか。その理由はいくつもあるでしょうが、その最大の理由は参加する人々の”情熱”それに尽きると思います。
かつてGEN's Factoryのゲンさんが、悲願の優勝を目指してライバルと死闘を繰り広げるのを見た時、僕は感動を禁じることができませんでした。
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画像は2009年、今は亡きゲンさん#25とライバルすすす氏#26の死闘のシーンです。
激しいトップ争いを繰り広げるGENさんとすすす。
一度は抜かれたGENさんですが、いままでとったことのないラインを使って
最終コーナーを抜け1コーナーへの進入ですすすを抜き返します。
何度もトップを奪い合うふたり!!
GENさんは1分5秒3という自己ベストを更新して逃げていきます。
このタイムはなんとこれまでのコースレコードさえも上回っています。
ところがすすすはさらにそれを上回る5秒フラットでGENさんに追いすがります!!
数ラップ後、1コーナーの立ち上がりで先行したすすすがバランスを崩します。
それを見てしまったGENさんは思わず減速。
もし、この時かまわず抜きさっていたら、、、、。
しかし、すすすも限界の走りをしているんです。
僕はピットの上のスタンドからさぶらびさんと一緒にレースを見ていました。
ふたりの激しいレースに正直
「すすすも今回ばかりはそこまでがんばらなくてもいいじゃないか」
とちらとも思わなかったと言えば嘘になります。
でも、ついさきほど自身優勝をしてみせたばかりのさぶらびさんは
「あのふたりは素晴らしい、、、。」とぽつりと言いました。
コンペティターであるさぶらびさんは全力で戦うふたりを賞賛したんです。
僕は少し恥ずかしくなりました。
確かに凄い。ふたりともほんとうに凄い。
二人とも今を全力で生きています。
エンジンの中ではガソリンが燃焼して爆発し、
その力でバイクは走って行くのだと
誰もが信じています。
空気を切り裂くような排気音がそのことを高らかに告げています。
でも、サーキットを凄い速さで、コースレコードを破るほど速く走るとき、
ガソリンの燃焼だけではそこまで速く走る事はできないのではないでしょうか。
ふたりの激しい走りを見ながら僕にはそのとき、わかったんです。
エンジンの中ではいのちが、、、ライダーの生命が燃焼しているのだ!
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アマチュアであるがためにかえって組織の論理や周囲の思惑に左右されることなく、純粋な情熱にのみ導かれて走り、
ときには命がけで戦うことさえあるんです。実際にゲンさんは人生を賭けてサーキットを走っていたと思います。
このとき、ただ観戦しているだけの僕の目には涙が滲み、鳥肌がとまりませんでした。
このようなアツさが、どんなレースよりもTOTが観客を魅了する理由なのではないでしょうか。
2017.5.20-21
Taste of Tsukuba Satsuki Stage 2017
以下はiBが応援しているシゲテック Oyama Shigekiさんよりの今回のTOTレポートです。
D.O.B.A.R ZERO-2 RZ250R 29号車 ライダー遠藤健太
予選 1.05.649 5位
決勝 3位 ベストラップ 1.05.048
D.O.B.A.R ZERO-1 RG500Γ 77号車 ライダー菅田徹哉
予選 1.04.078 7位
決勝 6位 ベストラップ1.04.036
今回も皆さまの熱い応援とサポートをいただきまして、この様な結果を残す事が出来ました。
今回29号車は足廻りメインに手を加え、排気系の小変更で挑みました。
レース前日にダイノで色々とテストしてみたのですが、思う様な結果が出ず、半ば諦めかけていました。
予選中にはエンジンが吹けなくなるトラブルが発生。
エンジンの右シリンダーが抱きつきを起こし、修復作業に追われましたが無事修復完了。
あとは健太の頑張りもあったおかげで今回の結果には満足しております。
77号車は、今回新型の点火システム、足廻りの変更で挑みました。
練習走行でオートシフターの不具合、フロントサスの不具合が出て中々タイムが伸びませんでしたが、6位という結果を残す事が出来ました。
29号車は昨年春が3位、昨年秋が5位、今回3位という事で、中々上に上がれませんでしたが、やっと先が見えて来ました。
まだまだ開発途中ですので、次戦までに一つ一つ進化させて行きたいと思います。
今回もなんとかRZ最速の座は守りました。
次戦はさらなる飛躍を目指します。
今回も応援、サポート頂いた皆さまには感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
以下はiBが応援しているシゲテック Oyama Shigekiさんよりの今回のTOTレポートです。
D.O.B.A.R ZERO-2 RZ250R 29号車 ライダー遠藤健太
予選 1.05.649 5位
決勝 3位 ベストラップ 1.05.048
D.O.B.A.R ZERO-1 RG500Γ 77号車 ライダー菅田徹哉
予選 1.04.078 7位
決勝 6位 ベストラップ1.04.036
今回も皆さまの熱い応援とサポートをいただきまして、この様な結果を残す事が出来ました。
今回29号車は足廻りメインに手を加え、排気系の小変更で挑みました。
レース前日にダイノで色々とテストしてみたのですが、思う様な結果が出ず、半ば諦めかけていました。
予選中にはエンジンが吹けなくなるトラブルが発生。
エンジンの右シリンダーが抱きつきを起こし、修復作業に追われましたが無事修復完了。
あとは健太の頑張りもあったおかげで今回の結果には満足しております。
77号車は、今回新型の点火システム、足廻りの変更で挑みました。
練習走行でオートシフターの不具合、フロントサスの不具合が出て中々タイムが伸びませんでしたが、6位という結果を残す事が出来ました。
29号車は昨年春が3位、昨年秋が5位、今回3位という事で、中々上に上がれませんでしたが、やっと先が見えて来ました。
まだまだ開発途中ですので、次戦までに一つ一つ進化させて行きたいと思います。
今回もなんとかRZ最速の座は守りました。
次戦はさらなる飛躍を目指します。
今回も応援、サポート頂いた皆さまには感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。